ワンネスサポート ブログ

そこにたどり着くなんて・・・

2007年12月20日
先日
催眠療法が初めてのクライアントさんにセッションをする。

そのクライアントさんの話によると
人間関係の構築が苦手・・・とのこと
ご本人は小学校のころの出来事が原因ではないか・・・ということで
2人の間で *「見立て」 を立てて、セッションをスタートした。

進めていくと
彼女は「頭が痛い、頭が痛い・・・」と頭を気にし始める。
今いくつですか?との問いかけには  「3歳・・・」

そして
彼女は3歳の頃の出来事を思い出し
その時に自分が感じた想いを語りだした。

溢れる涙と共に・・・。

頭の痛いのも、3歳の時に負った傷の影響。
私は今までいくつかのセッションを行ってきたが、
ここまでクライアントさんが痛そうにするのも珍しい・・・。


セッション終了後
涙を拭きながら、彼女は
「そこにたどり着くなんて・・・驚きました。
もう終わった事だと思っていたから・・・。
でも、今思うと、あの場面で私が感じたこと、未だに引きずっているかもしれないと思うし
それに小学校の出来事も繋がるのかもしれない・・・」と
納得・・・。

非常にすっきりした表情で
お見えになった時よりも目がパッチリしていました。

頭の痛さ・・・? 
痛いのは、もちろん覚醒とともに消え去ってしまいました・・・。


改めて、催眠療法って面白いと痛感。
ちょぴりNLPの要素も含んで、より深いセッションになっていたなと思います♪

*見立て  クライアントさんの主訴をもとに、その人の問題や原因を予め予測をしておくこと。セッションが進むに連れて、最初の見立てが変更になる事もある。セラピストは最初の見立てに執着せず、臨機応変に対応する事が要される。


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