ワンネスサポート ブログ

歪曲

2010年5月31日
人は
聴いた言葉や
出来事を
自分なりに解釈して記憶をする。

そこには
どうしても
歪曲が起こる。


自分の感情を出来事にくっつけて記憶をし
時間の経過とともに
更に歪曲されていく。


ある、ほんのちょっとした不快な出来事が
不快な感情とともに
雪だるまのように大きく膨らんでいく


それを相手に
言葉にしたときには
事実とずいぶんずれてしまっていることも
多々ある。


事実と真実は異なるのである。


そもそも
事実ってなんだろう・・・・


出来事を
その人なりに受け取ったことが その人にとっての事実になる。

そこには
ヒトとヒトとのズレが生じる。

受け取った人の
過去の経験や、成育歴、感情によって
事実が異なるのである・・・・


一つの出来事を
特に自分にとって 好ましくない出来事を
人から耳にした場合に
その事実関係を
出来るだけ客観的に捉える事が重要である。

でないと
その伝えた人の歪曲された(そこには悪意はないとしても)
解釈で伝えられる・・・・



人間関係のトラブルは
まさにここから起こる。


誰かがこう言っていた
そう聞いた・・・と
それで
感情が動くことがある。



よく映画で例えたりする
映画の評判

その映画が面白かったか
面白くなかったか・・・

誰かが 「面白くなかった・・・」と言ったとしても
別の人が見たら、「面白かった」かもしれない

だって
感性がみな違うから・・・

だから
その映画が面白いのかどうかは
実際に 自分が観ることなのだ。

そして
自分の感覚で、
面白かったか、そうでなかったかを
感じることなのだ。




その人のことを
いくら信用しているとしても
そのまま鵜呑みにしては
いけないのかもしれない・・・



真実は
自分の目で確かめること

真実は
自分の耳で確かめること

真実は
自分の感覚なのである・・・。




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