ワンネスサポート ブログ

言って欲しかった言葉

2015年5月4日
何人かぶりに以前の職場の同僚と会う。(航空会社時代ではなく病院勤務時代) 彼女からのお誘い、なんか嫌な予感がしていたので、 できるだけ早く時間を作らなくては…と思った。 3年ぶりくらいに会った時 目を疑った。 あまりにも痩せすぎて、身体がゆがんでいるように見えた。 話をしていく中で かなり無理をしている様子 相変わらずのブラックちっくな病院運営 どれだけやっても認めてもらえない虚しさ 突発性難聴で右耳が聞こえていない 体重も30キロ台まで落ちてしまっている メンタルヘルスの推進をしている病院にも関わらず 従業員のパワハラやいじめが横行している環境 こら、あかんわ。 かつて私はこの病院のトップに対して もっと従業員を大切にしていく必要があると訴えた経験がある そこで返ってきた言葉は 「〇〇会に会わない人間は辞めてもらって構わない」 そんな中で彼女は 8年もの間、1病院のまとめ役として頑張ってきた姿を 私は見てきた。 思わず出てしまった一言 「よく頑張ってきたね。もう手放してもいいんじゃないか?」と。 溢れる涙 その言葉を言って欲しかった… おそらく その組織のトップが一言でもいいから ねぎらいの言葉をかけてあげることができていたら 彼女はここまで追い詰められることはなかったかもしれないと思うと 残念で残念で仕方がない。 もう何年も笑ったことがない・・・・ そんな彼女が 久しぶりに「夢」を語って笑った顔を忘れることができない。 組織としてどう在る必要があるのか 組織のトップ自身が 病んでいたら、その組織はどんどん蝕まれていく… 彼女は12月まで頑張る…と言っている それは彼女の意地でもあり プライドでもあり 彼女自身をつくりあげている大切な「支え」なのかもしれない。 そんなもの さっさと手放してしまえ!と 思っても 本人が手放さなかったら 意味はない。

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