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お母さんは今日もあなたが好き 

2015年4月9日
お母さんは今日もあなたが大好き」というタイトルで、Yahoo知恵袋に投稿されていた文章。 今この瞬間は、二度と戻ってこないんだと教えてくれます。世の中のお母さんだけでなく、お父さんや若い人にも読んでほしいお話です。 お母さんは今日もあなたが大好き 小さいお子さんのいらっしゃる方々の話題を拝見して 思い出したことがありました。 自転車の後ろにつけていた子供用座席のことです。 うちの息子は中学生になりましたが、あの子が小さい頃は今のようにいろんな種類のおしゃれな子供用座席ってあまりありませんでした。金属製のカゴのような、簡単なものです。 息子が小学生になった時、もう、乗せることはないからと、その座席をはずしたんです。長く使っていたのでいたるところが錆び付き、ドライバーを使ってもなかなかはずれない。 必死になってはずしながら一息ついたとき、急に涙が溢れてきました。私は車の運転が出来ないので、息子とどこかに行く時にはいつでもこの自転車と一緒でした。 具合が悪くて小児科に行く時、寒くないようにバスタオルで息子をくるんでここに乗せたな、 幼稚園バスに乗ると気持ちが悪くなるからと、毎日二人で歌を歌いながら幼稚園に向かったな、 春は桜を見上げながら、 夏は汗びっしょりになって、 冬はだるまさんのようにモコモコにさせて、 いつも二人、この自転車と一緒だったな・・・。 「ママ、あのね・・・」 「ママ、おなかすいた」 背中から、いつも息子の声がしました。 毎日何気なく、当たり前のようにしていたことがもうできないんだ、と思ったら 涙が止まらなくなりました。 早く大きくなればいいのに、何でも一人でできるようになればいいのに、早く自分の時間がほしい、 早く・・・。 ずっとそう思っていたはずなのに、本当に寂しかった。今はどんなに望んでも、あの頃に戻ることは出来ません。 錆び付いたカゴがとても愛しいものに見えました。長い間、ありがとう。これからもママがんばるよ。 そう言ってさよならしました。 今、子育て真っ最中のお母さん、毎日大変だと思いますが、今しかできないこと、お子さんといっぱい思い出を作ってくださいね。 「自転車につけていた子供用座席を外す」というたった1つの行為から、様々な出来事が想起されます。 この文章は、夫が多忙で両親も遠方、誰も頼れずたった1人で子育てをして本当にしんどかった時に、投稿者の方が読んで号泣した先輩ママさんの文章だそうです。 育児に辛くなったら読み返したくなる、そして「明日からまたこの子を精一杯愛していこう」と思える、心が温かくなる文章でした。 私もこの4月に 中学に入学する子どもをもつ親です。 大きくなることが嬉しくなる反面 まだまだ小さいままでいてほしい…そんな気持ちを持っています。 親離れする以前に 親である私が 子離れしなくては…と思う 今日この頃です。

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