ワンネスサポート ブログ

月別アーカイブ: 2011年6月

40代  その人の生き様

2011年6月17日
ちょっと前にセッションをした
男性のクライアントさんのお話


その方は40代後半

家庭の温かさを求めて
早くに結婚をする
子供はいない・・・・


自分は営業に向いていないんです・・・・と
言いながら 
もう20年も営業をやってきている

ポジションもそこそこ


でも
向いていない・・・・と言い続けて
自己否定感が強い。

「20年も向いていないといわれている仕事を続けるなんて
なかなかできることじゃありませんよ・・・」と

しかし彼は
首を横に振る。

認められない。
自分のことを
やってきた実績を・・・・

そして語る

人に対して
心を拓けないんです
どう接していいのかわからなくて

いつも
とても緊張して
堅くなっている・・・・

人は自分のことを
「まじめだね」といいますが、 まじめは自分にとって
決してうれしい言葉じゃないんです・・・

楽しい人だね、
面白い人だね

言われたいんです・・・・と。




催眠療法で
彼の生い立ちを見てみる。

記憶の奥底にある
もう忘れ去られている遠い過去・・・・


かつての彼は
両親の夫婦喧嘩を見ながら
おびえていた

いつも喧嘩をしている父と母
怒鳴りあい
罵り合い
時には暴力をふるう場面をも出くわした


まだ彼には
そんな両親を止める力は到底あるはずもなく



そんな二人の間で

パパとママが喧嘩をするのは
自分のせい・・・
だから自分がもっといい子でいなくちゃいけないんだ・・・・と

幼児決断をする


だから
いつも
堅かったんだ・・・・と。


だからいつも怯えて


だからいつも
緊張していたんだ

もっともっと・・・いい子にしていないと・・・って

この歳になっても




そのことに気付いた彼の表情は

それまで見たことのないような

穏やかな

優しげな

表情だった・・・・






ざわめく心

新しいことが決まると
私の心はざわめく・・・・


このざわめきはなんだろう・・・・

期待?

不安?

恐れ?

執着?

変化することへの戸惑い?


様々な思いが胸の中でざわめいていく


今の今
書いたばかりの記事だった

今の今
流されてみることもいいのかも・・・・と思っていた



ふと
夕食の料理を作っていて

フードプロセッサーの作業しながら

ふと
ある人を思い出し
その人から
別の関連ごとを思い出し

どうしているだろう・・・と
思った瞬間に

その相手から電話が鳴る。


夕食の準備
→フードプロセッサー
→そのフードプロセッサーを結婚時のプレゼントとして送った〇ちゃん
→〇ちゃんが働いていた企業
→その企業とのご縁

その瞬間に
→その企業の担当者からの電話電話



これは・・・・


流されてみるしかないのかも。


おもしろくなってきたぞグッド!



〇〇冥利につきる・・・

2011年6月11日
研修の受講者だった方から
カウンセリングを受けたいと連絡があった。
東京から。


昨年
カウンセラー育成講座の中で 
一度お会いした受講者の方たち(複数で)
カウンセリングを受けたいと連絡をうける
石川から



研修中の私は
いつもより一段と
緊張し
固くなっているかと想像する。

だって
昔っから人前でしゃべるの、チョー苦手だったもん。

何度赤っ恥をかいたか・・・・あせる

でも
何とかそれを克服したくて
いろんな試みをし
今は 120名の前でも話せるようにまで
成長した・・・・(自分で自分を褒めてあげたいラブラブ


しかし
やはり
人前で話すときは
笑顔も減っている(と思うし)
もちまえのユーモアや明るさは
半減しているのかもしれないと・・・懸念する

先日
あるオーディションを受けたときに
「てらださん、ここで座ってしゃべっているときの雰囲気と
登壇しているときの雰囲気、違いますね~」って

ま、あたりまえっちゃ~あたりまえ。
だって
「オーディション」だからね、緊張するわさ。


そんな
カチンコ状態の私の講義を受けた方々が
わざわざ
名古屋まで来てくれるなんて・・・・・


〇〇冥利につきます・・・・

感謝。

潜在意識の引っ張る力

2011年6月6日
今まで何度か
潜在意識について
書いてきたし
自身も体験してきたし、
実際にクライアントさんが変容した場面を多々見てきた。


確かに
潜在意識の力は 
果てしなく大きい。


例えば

かつて
とても傷ついた体験をして
その後、もう二度とそんな風に傷つくのはまっぴらだと
痛感したとする。

本当にまっぴらだ。
これ以上
自分がみじめで、悲しくて 挫折感は
二度と味わいたくないと思う。


そんな時
潜在意識は、 避ける行動を起こそうとする。
無意識に。


いろんな言い訳をしたり

自分には無理なんだ、縁がなかったんだなど
都合よく合理化したり

「どうせ」などど開き直るように言ったみたり

自分以外の誰かを責めたり

逃避したり

引きこもったり

でも
気付いていると なんとか 向き合おうとする。

そのままではいやだと思うから・・・

ただし

とてつもない恐怖が伴う。

だって
二度とそんな怖い思いをしたくないから・・・・。



そこで
その人の真価が問われる。


向き合うのか
逃げ出すのか


私は どっちでもいいと思う。
向き合っても
逃げ出しても。

本当に無理だと思ったら逃げることも得策だ。
納得の上で。



想像以上に
ホントに、
潜在意識は
自分を引っ張る。


時には身体症状に
出ることもある。





どうするのか・・・


意外と
済んでみると そんなものか・・・と思うこともあったりする。



でも
済む前は
恐怖の壁が目の前に立ちはだかる。



人は日々
葛藤を繰り返して
強くなっていくんだね。









自分で着たい洋服を選ぶ

2011年6月2日
彼女は
今まで
自分で着たい洋服を選んだことがなかった

信じられますか・・・

今まで
何一つ
自由に感じたこともない

自分の話す言葉さえも
自分の気持ちさえも

その彼女が
自分の着たい洋服を 自分で選ぶようになった

うれしそうに

着たい洋服を
買ったりはまだできないけど

あるものの中から
自分で選んで
今日もカウンセリングに着て来てくれた

人生は
常に
選択の連続である。

毎日の着る洋服から
履く靴から
乗る電車から
そして

学校を選ぶ時も
仕事を選ぶ時も

パートナーを選ぶ時も
家を買う時も

全ては選択なのだ

もっというと
自分の親でさえ
選んで生まれてきている。

私はそう思う。



どんな些細なことでも自分で選ぶことによって
自分の中に
少しずつ 自信が生まれてくる。


自分で選ぶことで
うまくいっても
いかなくても
自分に責任が生まれてくる。


責任が生まれてくると
それをまた
成し遂げようとする

成し遂げたときに
また自信に変わる。

成し遂げられなくても
そこから学ぶことはたくさんある。


彼女は
変わる。



人は
変われるのだ。



かくいう私も
変わる・・・・。

どんなに高い壁であろうと
自分にとってとてつもない恐怖であろうと

私は
変わるのだ。
必ず 乗り越える。


そして
あなたも・・・・。









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