ワンネスサポート ブログ

月別アーカイブ: 2008年11月

初冬の夕暮れ

2008年11月29日
スーパービジョンの帰り道
ちょっぴりセンチメンタルな気持ちに浸りながら
ふと空を見上げると
「初冬の夕暮れ」


スーパービジョンでは
セラピストとして更に己を見つめていく作業をする

今回は特に・・・

様々な想いの中
ふと見上げる空に
感動する・・・・


母の背中

2008年11月24日

母の背中をアロマのマッサージをする。

母の身体のケアをすることは
ずっと長い間、
待ち焦がれていたことであった。

頭蓋仙骨療法を学んだ時も
スリーインワンを学んだ時も
まず最初に浮かんだのが
「母へセッションをする」ことだった。

長い間
深い確執を持ってきた親子だった。

母の生き方
考え方は、私自身とても苦しく感じていた



私が気づき始めてから、
随分と関係は変わったと思う。

私が変わったら
彼女も変わってきた

人を変えるのは難しい
変えるのは自分から・・・とよく言うが
本当にそうだった・・・。


相変わらず
母は私にゲームを仕掛けてくる。

今までの私は
その母の(もちろん彼女は無意識)ゲームに乗り
結末はいつも同じだった・・・。

怒り
憎しみ
虚しさ
焦燥感
無力感

様々なネガティブな想いのラケット感情が
ゲームの結末だった・・・。

あるとき
私はそのゲームを降りる。

その事に気づくまで相当な時間と
労力が費やされる。

ゲームを降りた時から
関係性を再構築するイニシアチブは私にあった・・・。



アダルトチルドレンとして
苦しんだ経験のある私は
母の事を憎みながらも
ずっとずっと求めてきた

いつかきっと
母の身体を労わり
ケアしてあげたいとずっとずっと望んできた。

口では
「こんなの、気持ち悪いわ・・・」
「わしゃ、強く揉んでもらうほうがいいからな」

黙って
静かに目を瞑れ!と
何度言っても
なんだかんだしゃべってくる母・・・

きっと
落ち着かないんだろうな。


遠い昔
母への思いを再認識した時に
母にハグをしたことがある・・・
その時は
思いっきり拒絶されたっけ

そんな風に
人と触れ合うこと
そんな風に
人に身を委ねることをしてこなかった母


その背中には
深い壮絶な歴史が
刻まれていたように感じた


「昨日は、あれからすぐ寝ちゃったよ・・・・」と
翌日  照れくさそうに話してくれた母の顔

生きている間に
私の出来る全ての事を
私の出来る親孝行を
彼女にしてあげたい・・・と
心に強く思った朝だった・・・。



○○○○省のお仕事

2008年11月19日
11月からスタートする
○○○○省のキャリア研修の資料がどさっと届いた。

早速目を通さないと・・・。

その研修は
決して恵まれている環境とは言えない仕事なのだけど
あえて
自分のスキルアップのために
受ける事にした。

厳しさを感じる場面もあると思うし
恐らく
相当鍛えられると思う。

実践で
鍛えられる事が
自分自身の幅を広げ
深めることができるのだと思っている。

チャレンジである。

厳しさにもまれて
鍛えられた「ニューバーションの自分自身」に
出会える楽しみができた。


ブログについて


あるクライアントさんが
「このブログが自分の救いでした・・・」と
言ってくれた。

しんどくて
動けなくて
何も出来ない時でも
ブログを常にパソコンに開いていつでも見れるようにしていた・・・と。


大したことを
書いているつもりはありませんでした
自分のことを書いたり
クライアントさんのことを書いたり
自分のことを他人のように書いてみたり
子供のことであったり
私だって人間ですショック!しょぼん、愚痴っぽくなる事も、弱音を吐くこともありました。



些細な日常の出来事



そんな大したこと書いていないブログが
そんな風に救いになっていたと聴いて
心から嬉しく思いました。


人は
気づかないところで
誰かの役に立っている。

そんなことを
改めて感じることのできたクライアントさんの一言でした。


ありがとうございます



解かれた呪縛

2008年11月17日
どうしても解き放てない「呪縛」があった。

その人から離れると
自分がだめになってしまう・・・
その人から離れると
孤独を感じてしまい、自分が自分でなくなってしまう・・・

しかし
その関係は
「共依存」の関係であることも
なんとなく気づいていた。

まるで母親のように叱るその人

叱られても叱られても
必死についていこうと耐えていた1年と9ヶ月
どんな苦境でも
必ず自分にとって意味があるんだ・・・と解釈して
*昇華して合理化していた

周りからみたら
そこまでしなくてもいいのに・・・


やっと
ピリオドを打つことが出来た。自分から・・・。
ずっとずっと
言えなくて
ずっとずっと苦しんできた

やっと言えた
「私は私でやって行きます・・・・」



どの世界でも
師弟関係はあるでしょう

師弟関係の
「弟」である立場の人が
「師」である人から離れる時
ある意味 呪縛を解き放つ瞬間なのかもしれない。

健全な関係ならそうはならないけど
健全でなかったら、お互い不幸だ。

呪縛を解き放った瞬間から
師と弟は対等になれる。

対等な関係こそ
彼らにとっては最も効果的であり、刺激しあえ、幸せなのだろうと感じる。


ある意味
おめでとう・・・だね。

*フロイトの「防衛機制」
昇華とは  抑圧された欲求や衝動が望ましい形になって現れること
合理化とは  もっともらしい理屈をつけて正当化すること


アンガーマネジメントなど開講予定の 研修・講座