私はいつも感じることがある。
子供に愛を持たない親はいない・・・と。
ただ、
子供が望む愛の形と
親が信じている愛情の形に
ズレがある
そのズレが、親子関係の歪みや悲劇を起こすのだ・・・と。
例えば
親が 自分が幼い頃、お金に非常に苦労した経験があるとする
そしたら、その親の中には、「お金」の価値基準が上がっていく。
そんな親が実際に「親」になった時
一番大切な 「子」に与えたいと思うのは・・・・。
言うまでもない
「お金」だ。
それは
親が悪いわけではない
そして
子供が悪いわけでもない
ただ
互いが求めているものが一致しなかっただけのこと。
だったら
気づいた段階で、一致させればいいことだと思う。
私にとって、ある意味、セラピーはその「一致する作業」のひとつなんだなぁと
思っている。
今日のクライアントさん
親子での来室。
よく、ここまで来てくださった、お父さん。
そして
よくぞ父を連れてきた娘。
互いに言い分はある。
はたから見ていると
平行線のような感じもしないでもない
しかし
間違いなくどちらの感情にも
「愛」が在る。
はやく。
できるだけ、はやく
その事に気づいて欲しい。