ワンネスサポート ブログ

月別アーカイブ: 2008年10月

自分では気づかない自らの成長

2008年10月30日
今日はある研修で
関東に来ています。

二日間の研修で、一日目が終了して今ホテルの部屋でブログを
綴っています。

研修講師は世の中にごまんといる中で
人前で話すこと
非常に恐怖を抱いていたこの私が
一番怖くて、苦手に思っていることを
実際に自分が職業とする
こうして研修を本業にする身になるとはいったい誰が想像したのでしょう・・・。
自分が一番驚いているのかも・・・。

それもこれも
私には15年以上のつきあいのある師が私のことを信じて
様々なこと(研修の内容の企画、提案、開催すべて)をさせてくれたおかげなのかもしれません。

今考えると、恐ろしいことなのだと思います。
だって
クレームついちゃったら、二度と研修の依頼が来なくなるかもってのが
研修の世界なのですから・・・。

信じてもらえ、そしてなんでもやらせてもらえた。

その結果
今の私が在ると思います。

今日
「自分の成長は、自分ではなかなか気づけないものですね・・・」ていう話をしていました。

「君もな・・・」

えっ、私???

そういえば
この内容の研修を始めたころ(研修にもいろんな内容があります)
怖くて怖くてできるかどうか心配でたまらなかった・・・。

今回の企業は
一人でやるのは二回目ですが
一回目は不安で怖くて、逃げ出したくなったものでした。
真冬の最中、寒くて、すぐ暗くなるし、初日が終わった後の夕食が
一人ぼっちで心細かったことを思い出しました。
(心理状態には環境は大いに関係するのです)

ホント
怖くてたまらないときは
逃げ出したくなるのです。

それでも
立ち向かってやってきた・・・。

一人で
日本中、依頼を受けて
行ってきました。

こら、あかんわ・・・と思った内容もありました。

しかし
師は一度たりとも私を責めたり、なじったりはしませんでした。

突き放しはしましたが・・・。

何度
突き放されて、依存させてくれないやり方に不満や怒りを抱いたか・・・。
もっと頼らせてくれたら、教えてくれたら
この苦しみは軽くなるのに・・・

どれほど思ったか・・・。

その時は・・・

信じること
見守ること



人は
その問題の最中にいるときは
見えないものです。
わからないものです。


その問題を超えたときに初めて
意味を知るのだと思います。


そして
その意味付けは
自分で変容可能であるのです・・・。


今では 自分でも信じられないほどの
活動をしています。

そして
まだまだこれからだということも
十分わかっています。


今日、何回も受講生に言いました。
「今、自分がやれていることを どれほど認めてあげられるか」

自分に対して 「よく頑張っているね」

言えるのか・・・。


自分自身に対して
「よく頑張っているね・・・」と言えることが
さらに頑張れるのだと。

頑張ってねでなくて
頑張っているね・・・。

そして
頑張っている自分自身の成長こそ
なかなか気づけないけど、すばらしいものであることを・・・。


ありがとうございます。






そのヒト

2008年10月28日
   ヒト
その男性は
信じられないくらい礼儀正しかった。
   
その男性は
びっくりしてしまうくらい論理的に話をするヒトだった。

その男性は
いつも落ち着いていて、きちんと自分を観ることのできるヒトだった。

その男性は
どこまで行っても周りを責めることはせず
己の悪い点があれば、今すぐに治すと力強く言葉にするヒトだった。

その男性は
大切な人たちとの幸せな生活を取り戻そうと
必死に生きようとしているヒトだった。


そんな男性がセッションを受ける・・・・

普段は冷静沈着に行動し、判断し、
思考レベルも高い人なのだろう・・・。

そんな男性が
セッション中、大声で泣き出す。

まるで子供のように
しゃくりあげながら・・・・


彼の悲しみは
言葉に表せるものではない・・・。
彼の普段の冷静さには
想像を絶するほどの抑圧された感情があるのかもしれない。

男は外では涙を見せる事はできない・・・。

彼の絶望感は
誰にも癒す事ができないのかもしれない・・・

一体、何ができるのだろう・・・。

ここにいてもいいのかなぁ・・・

2008年10月27日
先日
あるオーディションを受けて、無事合格を通知を頂き
その関連の研修で大阪に行ってきた。

その日は10名のメンバーでの研修で
○○○○省からの受託の講師の研修だった。

進行係の先生が
「ここに見える方々は、○○に関してのプロフェッショナルな方々ばかりなので・・・」

私なんて
どう考えてもプロフェッショナルとはいえない・・・。

メンバーの経歴を聞くと

大学で教えています!
この資格を取得して開業しております!
この資格を取ったのは10年前になります!
この業界では非常に著名な方々でございます・・・


うへぇ
私なんてここにいてもいいんだろうか・・・
(取ったのは今年だし・・・言えないよ・・言ったけど)
なんだか場違い
申し訳ない感じ?
こんな私がここにいて・・・

私がその資格を勉強している時の先生も
一緒に受講しているではありませんか・・・。


そうか
彼らのレベルになるように頑張れって言われているんだなぁ・・と
良いように解釈して
(ほら、NLPやってるからリフレーミングは日常茶飯事なのよん)
前向きに考える。

そして
自分の可能性について
新たに考えてみた・・・。


できることは山ほどあるんだ。
可能性も
無限大グッド!




一切れの卵焼き

2008年10月24日
今日は遠足だった。
といっても、雨天のため、順延・・・。

しかし
お弁当は作らないといけなかった。

夕食に
お弁当に入りきらなかった一切れの卵焼きがあった。
家族三人が狙っている。

夕食に卵焼きが並ぶ事はまずない。

だから
珍しいのかも・・・。

もちろんそんなときは
6歳児の娘が優先だ。

当たり前のように
自分だけ、食べていく・・・。今までは


今日は違っていた。
パパと半分こ。

私が冗談で
ママも欲しいな~と言ってみると
「いいよ」 って言って
おぼつかない手で箸割り箸をもち
半分に(正確に言うと半分の半分)切ってくれた。

そして
大きな方を私にくれた・・・目

まさに叫びな感じ・・・驚きだった。


いつのまにか
大きくなっている娘がいる・・・。

母は
嬉しいよドキドキ

共鳴

2008年10月22日
催眠のセッションをしていると
クライアントさんに共鳴をして
一緒に涙する事がある。

カウンセリングではご法度なことではあるが
私は
時と場合によっては許されるのでは・・・と思っている。

なぜ
カウンセリングの場面ではご法度なのか
同じように涙する事によって
クライアントさんに対して
客観的に話を聴くことができなくなったり
感情の渦に流されてしまったりすると
良い結果がでないからと私は理解している。

催眠療法の場面ではどうか

私の催眠の師は
男性だけど、涙もろい。
みなの前のデモンストレーションでも
感情の琴線に触れると涙していた。

見ている観衆も同じように。

その場には
少なくとも
1人のクライアントを中心に
幾人かのエネルギーが同化し
とても癒される状況が出来上がっていたと思っている。


今日、
久しぶりに
一緒に涙する事ができるセッションをした。

彼女の中にある
純粋な思いと感情が
私にもとても伝わり
涙が溢れたのである。

とても
穏やかな涙だった。

とても
穏やかなセッションだった。


再び彼女は
世の中で出て行く。
そして
様々な試練や苦悩の中で
戦い続けていくのだろう・・・。




たまに
「泣き」 に来て下さい・・・。

涙は人を癒します・・・。


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