その人は
自分の人生すべてを憎み 恨んでいた
生きていること
母親
父親
兄
自分の境遇
仕事
生きざま
家柄
人生
恋愛
生きていることすべてを
憎んでいた
そして
怒りを持ち続けて 毎日を過ごしているから
人間関係も
うまくいくわけはない・・・
自分でもなんとなくわかっていた
でも
何ともならなくて
カウンセリングにやってくる・・・
何ともならないし
いつも
誰との関係でも
似たような結末に陥る。
そう
怒りを抱く結末
その怒りを
カウンセラーにも向けてくる
泣きながら・・・
ふと
娘のリクエストで、あるアーティストの歌詞をパソコンで打っていたとき
目にした歌詞に 涙した自分がいた
♪僕らはなぜ 答えを焦って あてのない 暗がりに 自分を探すのだろう誰かをただ思う涙も真っ直ぐな笑顔も ここにあるのに
本当の自分を 誰かの言葉で 繕うことに 逃れて迷ってありのままの弱さと むき合う強さを つかみ 僕ら初めて明日へとかける
永遠などないと 気づいた時から 笑いあったあの日も 歌いあったあの日も
強く 深く 胸に刻まれていく だからことあなたは だからこそ 僕らは他の誰でもない誰にも負けない声を挙げて私を生きていくよ と 約束したんだ 独り 一つ 道を選んだ
この詩を
彼女にささげたい。
自分を
生きていくことの大切さを
知ってもらいたい・・・・
怒りに満ちた人生
2011年4月10日- « うれしい報告
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