ワンネスサポート ブログ

決別・別れ・悲嘆のセッション

2014年5月1日
そのクライアントさんは とても大切なお友達を失った。 でも最期の瞬間 いや 闘病している間 病院には行かなかった。 行けなかった…。 大切な友達は 自分の姿をきっと見られたくないと思っているに違いないと思ったから。 そのクライアントさんとその友達は とても似ていて とても仲良しで とても気が合って これからもずっとずっと仲間として 活動をしていくはずだったのに… それをずっと信じていたのに… クライアントさんにも 受け入れられなかった。 そして 3月の小春日和のある日 その友達が亡くなったと聞いた。 ひどくひどく後悔した。 本当は 病院に毎日でも行きたかった。 本当は 最期の瞬間まで一緒にいたかった… でも彼女はもういない クライアントさんの心の中には ポッカリと大きな穴が開いたまま セッションを受けにいらっしゃった。 彼女と決別のワークをしてほしい まだまだ 彼女に言い残したことがあるから 最後に伝えたいんだ…と。 ヒプノのNLPとグリーフワークのコンバインセッションで 彼女はその友達と再会を果たす。 目に大きな涙を溜めながら 本人も信じられないくらい 涙が止まらないセッションだった。 最後のメッセージ 「私、あなたの分まで 精一杯生きる…」 彼女の表情は 胸につかえていたものがすっかりと取れて 自分のこれからを 二倍、いやそれ以上 生きようとする 強い覚悟の表情に見えた。

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