月別アーカイブ: 2014年8月
本来の自分…
2014年8月20日
今日は午前に2つカウンセリングをし、
午後は仙台へ移動。
今日のクライアントさん。
会社で理不尽なパワハラに遭って
それ以来、引きこもってしまった彼。
まだ30代。
人と話すことを避け
人と関わることをあきらめ
自分の人生を生きることを放棄して数年…
最初は、カウンセリングを受けることに
相当な抵抗を示していたようで
支援員さんが強力プッシュをしてくださり
カウンセリングへとつながった。
そんな彼が
毎回、ちゃんと時間に来てくれる。
今日なんか、約束の時間よりも早く来てくれた。
彼が今日
言った言葉
自分は今まで
自分自身を殺してきた。
それでいいと思っていた。
けれども
こうしてカウンセリングを受けていたり
支援員さんと話してると
それは自分の本心ではないと思った。
今日、
自転車でここに向かう途中にふと思ったんです。
自分はもともと、
人を笑顔にすることが好きだった。
誰かのために何かをするサービス精神が強かった自分を
思い出しました…と。
ー思い出してどう感じた?
そんな自分を取り戻したい。
~したい…という言葉が出てきたのは
初めてだった。
ものすごい変化だと感じた
全てをあきらめた彼から
欲求の言葉が出てくるなんて
ものすごい変化だと感じ、伝える。
彼と話しながら
互いに涙を流した。
私も全身全霊でぶつかった。
彼も
自分のありのままをさらけ出す。
怖かっただろうと思う。
でも、
その怖さを乗り越えた瞬間に
大きな光が見えてきた瞬間だった。
久しぶりにエネルギーをもらえる
心が明るくなるカウンセリングだった。
さあ、
仙台!
明日からの2日間の研修も
全身全霊だ!!!
ペットを飼うこと…
2014年8月15日
昨日の企業のクライアントさん
転勤が多かった彼は
数十年ぶりに家族
(子どもたちは既に独立。奥様と二人の生活)
と一緒に暮らすのだが、
どこかぎこちなさがあるのだという。
居場所がない
居心地が悪い
どんなふうに過ごしているのかとちょっとだけ聞いてみると
家に帰っても
会話もしない
会話って
共通のテーマなどで
意識して作ろうとしていかないと、
結婚して30年の夫婦には
なかなかないのかもしれない。
思い切って
(唐突であるが)
動物を飼うことを勧めてみた。
犬でも、猫でもかまわない。
(金魚やハムスター、カブトムシ、うさぎはちょっとごめんなさい)
動物は、家族の関係を本能で察している。
うちにも猫がお一人いらっしゃる…
普段はマイペースでいつも寝ているのだけど
『家族』に何か起こったときには
必ず
そばにいる。
そんな彼の姿に
家族みんながホッとしたり、笑ったり…
そして
会話が増える。
何よりも
いてくれるだけで
ホッとする。
必ず近くにいる
(ちょっとびっくりするけど)
そんな彼の姿勢に思わず笑がでる。
会話は作っていかないと
なかなかできない。
飼ってみようかな…と
その方が呟いた。
本当は動物、大好きだったんですよ。
転勤が多いから諦めたんです…。
動物を飼ったからといって
根本的な問題が解決するわけではない。
しかし
いてくれることで
少なくても彼の心が少しでも癒され
そしてきっと、おそらくではあるが
長いこと転勤でいない夫を
待っていた奥様の心も
少しは変わるのではないかと
事実
私はこの子に
随分と救われたことがあった…。
今も私の足元で
こんな顔して寝てるんだけどね~
出発
2014年8月7日
新しい出会いに 感謝♪ 勇気をだしてコンタクトしてよかった(^^♪
今日来てくださったクライアントさんに 感謝♪ 彼の変容が見られて私自身が救われた。
今日打ち合わせに来てくださった企業様に 感謝♪ 自分の可能性にチャレンジさせていただけるチャンスをいただけた。頑張ろう!
ひとつのことを手放す決心がついた。
とても、勇気が要ることだ…。
新しいものを手に入れるためには
両手に握ったままでは、手に入らない。
ずっとずっとわかっていた
けど
決心がつかなかった…。
なんでかな。
自信がないから?
寂しくなると思っているから?
でも
ふと振り返ると
自分がその場にいる目的は
だんだんとなくなっていることにも気づいていた。
意味も見いだせなくなっていた。
次へ進む準備の時だ。
さあ!
チャレンジだ。
さあ!
頑張るぞ!
感謝の気持ちを持ち続ける彼女
2014年8月5日
過敏性腸症候群で苦しんでいたクライアントさん
4月から友人の紹介で私のところ通うように。
新しい職場に就職とともに、カウンセリングを受けに。
当初、極度の緊張のあまり、9日間眠ることができず…(信じられない)
人は9日間も眠らないでも生きていられんだ…と驚く。
ホントに辛そう…、大丈夫だろうか。
定期的なカウンセリング以外にも、
不安が強い時には
「いつでもあなたのそばにいる、何かあったら遠慮なく言っておいで」
スタンスで温かく見守り続ける。
不安と緊張の強い彼女は
「いつでもあなたのそばにいる」これが相当安心材料になったようだ。
そんな彼女も
8月の今、そんなことがうそのように仕事に行っている。
そして
36年間生きてきて最も幸せだというのだ。
相変わらず、カウンセリング中は
号泣モードになってしまうが…。
そんな涙も今となっては嬉し涙にも思える。
彼女の出来ている部分…
ずっとずっと
当たり前に思えるけど、出来ていることに対して
ストロークを与え続ける。
最初は「え?そんなことが?」と驚く表情もあったけど…
自分では気づいていない「出来ている部分」にだんだんと気づき
だんだんと自己肯定感が根付いている感じがする。
そして
彼女のすごいところは
全てに対して「感謝」の気持ちを持っていること。
「働かせていただいている」感謝。
「一緒にお昼を食べてくれる」感謝。
「今日も一日無事に過ごすことができた」感謝。
「前の座席に座っている意地悪な係長が笑ってくれた」感謝。
そして、ちょっと気恥ずかしいけど…
「寺田に出会うことができた」感謝。
(今まで何十年も本当にわかってくれるドクター、カウンセラーを探していたんだと…)
当たり前と思っていること
でも
それはじつは
とってもとってもすごいこと
失って初めてその大きさに気づいたりもする。。。。
常に何事にも
素直に向き合い
感謝の気持ちを持ち続ける彼女は
間違いなくどんどん良くなる。
確信している!