催眠のセッションをしていると
クライアントさんに共鳴をして
一緒に涙する事がある。
カウンセリングではご法度なことではあるが
私は
時と場合によっては許されるのでは・・・と思っている。
なぜ
カウンセリングの場面ではご法度なのか
同じように涙する事によって
クライアントさんに対して
客観的に話を聴くことができなくなったり
感情の渦に流されてしまったりすると
良い結果がでないからと私は理解している。
催眠療法の場面ではどうか
私の催眠の師は
男性だけど、涙もろい。
みなの前のデモンストレーションでも
感情の琴線に触れると涙していた。
見ている観衆も同じように。
その場には
少なくとも
1人のクライアントを中心に
幾人かのエネルギーが同化し
とても癒される状況が出来上がっていたと思っている。
今日、
久しぶりに
一緒に涙する事ができるセッションをした。
彼女の中にある
純粋な思いと感情が
私にもとても伝わり
涙が溢れたのである。
とても
穏やかな涙だった。
とても
穏やかなセッションだった。
再び彼女は
世の中で出て行く。
そして
様々な試練や苦悩の中で
戦い続けていくのだろう・・・。
たまに
「泣き」 に来て下さい・・・。
涙は人を癒します・・・。