教師生活もあと少しの
女性のクライアントさんがいる。
今まで関わった子供たちに
贖罪の思いを持って苦しくてたまらないのだと言う・・・。
それで
休職し
復帰をしたものの
苦しくてたまらなくてセッションを受けにおみえになった。
どこか懐かしい感じの
小学校の先生。
彼女は
心底
自身を責めていた・・・・
涙を流しながら
何度も悔いた・・・・
何度もセッションをし
ずいぶんと楽になった
ずいぶん楽になったので
間隔を空けることにした。
そして
3か月ぶりにおみえになる。
知らない間にクリニックの方に予約が入っていた。
今は自分で
自分を見つめていける。
子供たちにも
「理想の教師」と
「本当の自分の姿」の間で葛藤をしながら
接することが出来ている。
自分のことも
「よくやった・・・・」と
認めることができるようにもなった。
「わたし、ずいぶん変わりましたよね」
はにかんだように話すその表情には
まるで少女のような初々しさ・・・なんてかわいい人なんだろうって思った。
教師であっても
もうすぐ還暦の人生を重ねてきた経験豊かな人たちでも
もちろん
子供は当たり前のこと
みんな
認めてほしい・・・
「わたし、この年になっても認めてほしい・・・って思ってたんですね」
その気持ちに心底気づいた今
彼女は
子供たちと真正面から向き合えるようになったのではないかと思う。
○○先生
私が親だったら、自分の娘
先生にお預けしたいと思いますよ。
しっかり
しつけてやってください・・・。
教師生活もあと少し
2010年2月26日- « 子供にトラストウォーク
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