アカデミー賞受賞の映画 「ハートロッカー」を観る。
ノンフィクションの映画のはずなのに
限りなくフィクションに近い映画と聞いていたが
その通りだと思った。
戦争がこんなふうに
一つ一つの細かい作業の中で
継続し続けていることに
ある種の無力感さえ感じた・・・。
なぜこんな形で
ヒトとヒトが殺しあわなければならないのだろう・・・と
なぜこんな形で
同じ国民・民族にも関わらず、犠牲にならなければならないのだろう・・・と
いつも犠牲になるのは
一般市民・・・。
戦争のおぞましさを
また別の観点から見せつけられた映画だった。
さまざまなセラピーやセミナーが
戦争のいた手を負った戦士の心を回復するために
行われてきたことも聞いたことがあるけれど
傷ついた戦士たちの
この心の傷を
消すことなんて、出来ないと痛感した
一番のことは
戦争をしないことだ