怒りのコントロール
2015年2月24日
私はアンガーマネジメントのファシリテーターです。
アンガ―マネジメントとは…
『アンガ―』とは、『怒り』
『マネジメント』とは、『配分すること』
自分の身を守るために
「怒りを」つかうこともあります。
怒ることを我慢したり、怒らなくなるのではなく、
怒ることと怒らなくてもいいことの区別をしよう
そのための
怒りりの感情をコントロールする術を身につけよう…これがアンガーマネジメントです。
みなさん、怒らないように…を望んでいらっしゃる方が
意外と多い。
でもね、
それは無理なんです。
怒りも人間としての自然な感情なのですから…。
怒りの場面に遭遇したときに、
『怒るべきか、怒らないでいいものなのかを判断して、
後悔しない怒り方をする』
これが重要なのです。
~どんなときに怒りを感じるのか~
①自分の「~べき」が裏切られた時に、怒りを感じる。
こうすべきという考え方が、人によって違うということを認識すると、
もっと楽になるかもしれません。
相手に対して『怒り』を感じたら、相手の考えている「べき」が違うことを認識すること。
②6秒待つこと
怒りの出来事が起こったとき、「6秒」まつと、気持ちが落ち着いて最悪の事態は免れる。
興奮した時に放出される神経伝達物質(アドレナリン)は、
放出されてから体内に吸収されるまでに6秒かかるそうです。
③一貫性を持って怒ること
相手を怒る時には、ある『一貫性』を持って怒ること。
これがアンガーマネジメントで言っている三重丸の法則です。
自分の機嫌に左右されて怒ると、相手が混乱してしまうので注意が必要です。
④相手の言葉の奥にあるわかってほしい気持ちが何か…
表面的な言葉や感情ではなく
人はかならずその奥に「わかってほしい気持ち」があります。
そのわかってほしい気持ちを理解すること。
その気持ちが分かりことで怒りに対しての恐怖心が少なくなります。
また自分自身が怒りを感じたとき、
「自分が本当にして欲しいことは?」「感じている気持ちは?」に意識を向けること
そしてその「こうしてほしい」事を、相手に伝えていくこと、アイメッセージを使って。
人は、余裕が無くなったり、疲れたり、忙しかったりすると、
「怒り」を感じやすい。
自分なりのストレス解消方法や、1人で抱え込まなくていい方法を見つけて
後悔のない気持ちのコントロールを身につけていきたいものですね。
こんなふうに
リラックスして肩の力を抜くことも大事です。