ワンネスサポート ブログ

一年の講座が終了

2015年10月5日
昨日、1年前からスタートしたカウンセラーの講座が終了した。

その講座はカウンセラーになりたいと思っている人たちが
約2ヶ月に1回程、土日に集合し
ライブでセッションをするもの。

昨日の講座は通信講座。(通学は7ヶ月)

この講座にはご縁あって開始した10月からずっと受講者さんたちと
共に歩んできた。

ライブのセッションは、グループにて行われる。

実際にクライアント役が自分自身の話を話し、それに対してカウンセラー役が
カウンセリングをしていくもの。
その二人のやり取りを観察者のメンバーが感じたことや感想を
言葉にしていく。

最初はかなり緊張する。
自分のことを話すのは抵抗もあるし、どう思われるのか?怖くて
心の内を話すことは至難の業だ。大冒険である。


そんな中でも
勇気を持って語り続けていく中で、
どんどん自己開示をし、自己理解が深まる。


自分の心の内を吐露し、
その内容をメンバーに受け止めてもらえる体験は
安心感、信頼感に満ちており
まさにカウンセリングそのものである。

そのプロセスを1年かけてやってきたメンバーの終了式だった。

今回もまたさまざまなテーマがあった。
どんどん変化していく姿は、本人たちにはあまりわからないかもしれないけど
指導者の立場から見ていると、ものすごい成長である。
表情が違う。

寺田さんに出会って本当によかった。
この講座で寺田さんの指導を受けたことが本当に宝物になった。
寺田さんのあの言葉が心に残って忘れない。
あれで私は変われた。


そんな言葉をいただく。
正直、嬉しい気持ちもある。

そんな言葉を
いただくたびに私は思う。

本当にそれでよかったのだろうか。
私は
目の前のクライアントさんのために最善を尽くせただろうか。
カウンセラーとしての自己満足になっていないだろうか。

もっと目の前の人の幸せのために
できることはなかったのだろうか…と。


カウンセリングは答えがあるものではない。

ずっとずっと先に
彼女の心に残った私の言葉が
何かの気づきのきっかけになってくれたら
カウンセラーとして本望である。






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