なんのために怒るのか
2015年11月26日
先週、今週と
中学校での講演、小学校PTAでの講演が続いています。
教師の方々も
保護者の方々も
子どもを怒る(叱る)については
とても気を遣って…しまい
怒れない、
言いたいことを言えない方が多いようです。
(よく伺います)
なぜ怒るのか
自分の虫の居所が悪かったから
感情をぶつけてしまっては
相手には全く届きません。
「機嫌が悪いんだ」…と思われてしまう。
子どもは怒られた瞬間、自分の行動を立ち止まり振り返ります。
自分の行動、言動、の
どこがいけなかったのか。
なぜ怒られたのか…
ある意味
子どもの行動を修正するいいチャンスが『怒られたとき』なんです。
何のために怒るのか
それは
相手の問題と思われる行動を
修正してもらいたいから…
そのためには
なぜ怒るのか怒られるのかが
相手に伝わっていないと
行動変革が起きません。
また
怒った後に
その子が行動を変えているところを目にしたら
「認めてあげる」
そして
子どもにとって適切な行動が定着していく
怒ることは避けるべきことではない
気をつけなくてはならないのは
なぜ怒るのか、その理由が相手に伝わってないことが問題。
そして
怒った後での相手の行動をちゃーんとみててあげること。
これって
子どもでも大人でも、学校でも会社でも
同じことだなぁ…と思っています。
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